
-海上用ローディングアームを利用した船舶係留位置監視システム-
目的
(1) 海上用ローディングアーム(以下、ローディングアーム)による荷役作業をより安全に行う為に、船舶係留位置監視システムは、ローディングアームを利用して荷役中のタンカーの係留位置を常時定量的に監視します。
(2) 係船位置や速度等の情報をリアルタイムで把握できるので、タンカーの位置修正をいち早く行うことが可能となります。
システム概要
ローディングアームに取り付けられた角度センサーからのデータをもとに、制御盤内に設置されたPMS 本体でローディングアームの先端位置やタンカーの係船位置・ドリフト速度・許容移動量等を算出し、状況に応じて警報を発報します。これらの情報は桟橋監視棟あるいは中央制御室等に設置されたPMS モニター装置(パソコン)に送信され、ディスプレイ上に各ローディングアームの姿勢・タンカーの係船状態(位置・速度・移動量)を表示します。
導入メリット
- PMS モニター装置で、各ローディングアームの状態(休止中、操作中、荷役中)や姿勢を一目で識別可能です。また、荷役中のタンカーの係留位置と移動速度を常時監視でき、荷役作業の安全度を定量的に把握できます。
- 角度センサーにより各種のデータや警報等の荷役状況を連続的かつリアルタイムで把握可能です。安全性維持のための適切な処置をすみやかに行えます。
- 荷役中の係船データをサンプリングして保存し、あとでその結果を参照でき、気象状況とタンカーの荷役中の動きとの関連性等のデータ解析に利用可能です。
オプション
オプションとして、音声警報装置を付属することが可能です。また、ローディングアーム先端を直線的に操作できる直線運転装置や、複数のローディングアームを一斉にタンカー甲板上に繰り出したり、甲板上から各ローディングアームの休止位置まで格納したりする自動運転装置を付加することも可能です。

